間違えやすい日本語7選|「やぶさかではない」の本当の意味と秋の三ケ日みかん

秋の三ケ日みかん極早生と日本語の本を並べた季節感のあるイメージ

言葉って難しい?実は意味を間違えやすい日本語と、秋のみかん

日頃、何気なく使っている日本語。

「もちろん意味は分かっている」と思っていた言葉が、実は本来の意味とは違っていた――。

そんな経験はありませんか?

自分の中だけの間違いならまだしも、仕事や会話の中で使ったときに、相手に違う意味で伝わってしまったらちょっと困りますよね。

日本語には、昔から使われてきた言葉や慣用句の中に、現在では本来とは違う意味で使われることが多くなったものがあります。

今回は、そんな「間違えやすい言葉」をいくつかご紹介します。

そして、言葉の意味を改めて見直したところで、今がまさにシーズンの始まりとなっている、静岡・浜松の「三ケ日みかん」にも目を向けてみましょう。

「やぶさかではない」は、どんな意味?

まずは、よく耳にするようで、実は意味を間違えやすい言葉です。

「協力を求められれば、やぶさかではない。」

この「やぶさかではない」。

あなたは、どちらの意味だと思いますか?

○ 喜んでする

× 仕方なくする

正解は、「喜んでする」です。

文化庁の平成25年度「国語に関する世論調査」では、「やぶさかでない」の意味について、「喜んでする」と答えた人が33.8%だったのに対し、「仕方なくする」と答えた人は43.7%でした。

つまり、本来とは異なる意味を選んだ人のほうが多かったのです。

では、なぜ「やぶさかではない」が「仕方なく」という意味に感じられてしまうのでしょうか。

「やぶさか(吝か)」には、もともと「物惜しみする」「けちなこと」「思い切りが悪い」「ためらう」といった意味があります。

そこに「ではない」という否定が加わることで、

「物惜しみしない」
「ためらわない」
「努力を惜しまない」
「喜んでする」

という意味になります。

「やぶさかではない」と聞くと、何となく消極的な印象を受けるかもしれませんが、本来はむしろ前向きな表現なのです。

ただし、文化庁も指摘しているように、現代ではこの言葉自体が少し古い言い回しになっており、日常生活では意味が分かりにくくなっていると考えられています。

まだまだある「意味を間違えやすい言葉」

「やぶさかではない」以外にも、私たちが何気なく使っている言葉の中には、意味を取り違えやすいものがあります。

「他山の石」

○ 他人の誤った言行も、自分の行いの参考となる

× 他人の良い言行を、自分の行いの手本とする

「他山の石」は、「他人の間違いやよくない行動であっても、自分を磨くための参考になる」という意味です。

文化庁の調査では、本来の意味を選んだ人は30.8%でした。

「他人の良いところを見習う」という意味で使いたくなりますが、本来の意味は少し違うのですね。

「世間ずれ」

× 世の中の考えから外れている

○ 世間を渡って、ずる賢くなっている

「世間ずれ」は、「世間からずれている」という意味ではありません。

世の中でさまざまな経験を積み、世渡りに慣れて、世知にたけているという意味です。

文化庁の調査では、本来の意味を選んだ人は35.6%。反対に「世の中の考えから外れている」という意味を選んだ人が55.2%でした。

「煮詰まる」

× 議論が行き詰まり、結論が出せない

○ 議論や意見が十分に出尽くし、結論が出る状態になる

「話が煮詰まってきた」というと、「行き詰まってしまった」という意味で使われることも多くなりました。

しかし、本来は議論を十分に重ね、そろそろ結論を出せる段階になったことを表します。

文化庁の調査では、本来の意味を選んだ人は51.8%でした。

「天地無用」

荷物の箱などで見かける「天地無用」。

これは、

× 上下を気にしなくてよい

ではなく、

○ 上下を逆さまにしてはいけない

という意味です。

「無用」という言葉から、「上下を気にする必要がない」と考えてしまいそうですが、荷物を運ぶときには大切な表示です。

文化庁の調査でも、「上下を逆にしてはいけない」という本来の意味を選んだ人は55.5%でした。

「まんじりともせず」

「まんじりともせず」という言葉も間違えやすい表現です。

本来は、

○ 眠らないで

という意味。

「じっと動かないで」という意味ではありません。

文化庁の調査では、本来の意味である「眠らないで」を選んだ人は28.7%にとどまり、「じっと動かないで」と答えた人は51.5%でした。

「役不足」

「役不足」も、反対の意味に受け取られやすい言葉です。

× 本人の力量に対して、役目が重すぎる

○ 本人の力量に対して、役目が軽すぎる

つまり、「その人の実力に対して、与えられた役割が物足りない」という意味です。

「役目が不足している」というところから考えると、意味を覚えやすいかもしれません。

「気が置けない」

こちらも注意したい言葉です。

○ 相手に対して、気配りや遠慮をしなくてよい

× 相手に対して、気配りや遠慮をしなくてはならない

「気が置けない友人」といえば、遠慮せず自然体で付き合える親しい友人のこと。

「気が置けない=油断できない」と考えてしまうと、意味が反対になってしまいます。

「首をすくめる」「悪びれない」「失笑」も要注意

このほかにも、日常会話の中で意味を間違えやすい言葉はたくさんあります。

「首をすくめる」

「悪びれない」

「失笑」

「浮き足立つ」

「うがった見方をする」

「済し崩し」

「曲のさわり」

なども、一般的にイメージされている意味と、本来の意味を確認してみると、「あれ?」と思うものがあるかもしれません。

言葉というものは、時代とともに使われ方や受け取られ方が変化していくもの。

「間違っている、正しい」と単純に決めつけるだけではなく、現在どのように使われているのか、本来はどんな意味だったのかを知っておくことも大切ですね。

「本当の意味」を知ると、もっと面白い

こうして見てみると、日本語はなかなか奥深いものです。

何となく知っているつもりだった言葉も、由来や本来の意味を知ると、言葉の成り立ちが見えてきます。

そして、食べ物にも同じような面白さがあります。

「みかんは甘いほどおいしい」。

そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

でも、みかんのおいしさは「甘さ」だけではありません。

甘み、酸味、香り、果汁感、コク。

それぞれのバランスによって、味わいは大きく変わります。

特に、秋の始まりに登場する「極早生みかん」は、冬の完熟みかんとはまた違う魅力があります。

シーズン到来!秋の三ケ日みかん


浜松を代表するみかん産地といえば、浜名湖の北側に広がる三ヶ日地域。

三ケ日みかん

温暖な気候と日照に恵まれ、古くからみかん栽培が盛んな地域です。

そして、秋になるといよいよ「みかんの季節」が始まります。

今の時期に楽しみたいのが、極早生みかん。

極早生みかんは、一般的な冬のみかんよりも一足早く収穫されるため、秋の訪れとともに「今年もみかんの季節が始まった」と感じさせてくれる存在です。

冬の濃厚な甘さとは違い、極早生ならではの爽やかな酸味とほどよい甘み、みずみずしい果汁感が魅力。

「甘いだけのみかんより、甘酸っぱいみかんが好き」という方にもおすすめしたい味わいです。

セレクトフードでも、今シーズンのみかんが始まっています。

位田ファームの三ケ日みかん極早生

現在販売中なのが、位田ファームの三ケ日みかん極早生です。

位田ファームでは、自然の循環を大切にしたみかんづくりに取り組んでいます。

セレクトフードでは、農薬不使用タイプのほか、化学農薬を栽培期間中90%減らしたタイプも取り扱っていますので、栽培方法についてはそれぞれの商品表示をご確認ください。

農薬不使用タイプは、見た目が少し不揃いだったり、皮に傷が見られたりすることがあります。

しかし、皮をむいてみれば、果汁たっぷりのみずみずしい果肉。

甘みと酸味のバランス、濃厚なコクを楽しめるのが特徴です。

井口農園の三ケ日みかん「由良」

そして、これからの季節に向けて**井口農園の三ケ日みかん「由良」**もご予約を承っています。

由良は、極早生の時期に楽しめる品種のひとつ。

秋の早い時期ならではの爽やかさと、三ヶ日みかんらしい甘みを楽しみたい方におすすめです。

浜松・日下農園の「由良」

もうひとつ、浜松・日下農園の由良もご予約受付中です。

同じ「由良」という品種でも、育つ土地や栽培方法、収穫時期などによって、味わいにはそれぞれ個性があります。

食べ比べてみるのも、旬の果物ならではの楽しみ方です。

みかんは健康を意識する方にも注目してほしい果物

みかんは、おいしいだけではありません。

温州みかんの果肉には、ビタミンCのほか、β-クリプトキサンチン、カリウム、葉酸などの栄養素が含まれています。

文部科学省の食品成分データベースによると、温州みかんの「砂じょう・普通・生」100g当たりには、ビタミンCが33mg、β-クリプトキサンチンが1,800μg、カリウムが150mg含まれています。

また、早生みかんでは、100g当たりのビタミンCが35mg、β-クリプトキサンチンが2,000μgとされています。

もちろん、みかんを食べれば病気を防げる、健康になる、といった単純なものではありません。

大切なのは、さまざまな食品から必要な栄養素をバランスよく摂ること。

その中で、旬のみかんをおやつや食後の果物として取り入れるのは、季節を感じながら食事を楽しむ方法のひとつです。

「甘いだけ」ではない、三ケ日みかんのおいしさ


みかんをひと房口に入れたとき、

三ケ日みかん早生

まず感じるのは爽やかな酸味。

そのあとから甘みが広がり、最後に三ヶ日みかんならではのコクを感じる――。

そんな味わいは、秋の極早生みかんならではの楽しみです。

「酸っぱいみかんは苦手」という方もいるかもしれません。

でも、ほどよい酸味があるからこそ、甘みが引き立ち、後味がすっきりすることもあります。

みかんのおいしさは、単純に「甘い・甘くない」だけでは語れません。

言葉と同じように、実際に味わってみると、思っていたイメージとは違う魅力に気付くことがあります。

今年の秋は、旬のみかんを楽しんでみませんか?

言葉には、長い歴史の中で培われてきた意味があります。

そして、食べ物にも、その土地の気候や農家さんの努力、品種ごとの個性があります。

「知っているつもり」だった言葉の本当の意味を知る。

「みかんは甘いもの」というイメージだけでなく、秋の極早生ならではの甘酸っぱさを味わってみる。

そんな小さな発見も、食卓をより楽しくしてくれるのではないでしょうか。

今年もいよいよ、みかんの季節が始まりました。

位田ファームの三ケ日みかん極早生は販売中。

井口農園の三ケ日みかん「由良」、浜松・日下農園の「由良」はご予約受付中です。

爽やかな酸味の中に感じる濃厚な甘み。

秋にしか味わえない、旬のみかんのおいしさをぜひお楽しみください。

今年の「最初のみかん」を、セレクトフードからどうぞ。