お盆とは?由来や意味、風習をわかりやすく解説|お供えにおすすめの夏ギフトもご紹介
こんにちは。
セレクトフードです。
いよいよ8月ですね。
8月といえば、夏休みや帰省、お墓参りなど、「お盆」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
毎年当たり前のように迎えているお盆ですが、「そもそもお盆とは何なの?」「なぜご先祖様をお迎えするの?」と聞かれると、意外と詳しく知らない方も多いかもしれません。
今回は、お盆の由来や歴史、日本各地に伝わる風習について、わかりやすくご紹介します。
お盆とはどんな行事?
お盆とは、ご先祖様や亡くなった大切な方の霊をお迎えし、感謝の気持ちを込めて供養する日本の伝統行事です。

家族が集まり、お墓参りをしたり、仏壇にお供えをしたりすることから、「家族の絆を深める行事」とも言われています。
実は、お盆とお正月には共通点があります。
お正月には、その年の豊作や家族の幸せをもたらす「年神様(としがみさま)」をお迎えします。
一方、お盆では、ご先祖様の霊をお迎えし、感謝の気持ちを伝えて再び送り出します。
どちらも「大切な存在を迎える」という、日本人が古くから受け継いできたおもてなしの心が込められた行事なのです。
お盆の由来
「お盆」という言葉は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれる仏教行事が由来とされています。
この「盂蘭盆会」は、お釈迦様の弟子である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、亡き母を救うために供養を行ったという『盂蘭盆経(うらぼんきょう)』の教えがもとになっています。
目連尊者は神通力によって亡くなった母の姿を見ると、餓鬼道で苦しんでいました。
悲しんだ目連尊者がお釈迦様に相談すると、「多くの僧侶へ食事を供養し、その功徳を母へ向けなさい」と教えられます。
その教えを実践したところ、母は無事に救われたと言われています。
この故事が、お盆にご先祖様へ感謝し供養する風習として、日本へ伝わりました。
お盆はいつから始まったの?
お盆が日本へ伝わったのは飛鳥時代から奈良時代頃とされています。
その後、日本古来の祖先を敬う信仰と結び付き、現在のお盆の形へと発展しました。
室町時代には広く庶民にも広まり、江戸時代には現在とほぼ同じように、お墓参りや迎え火・送り火を行う風習が全国へ広がったと言われています。
長い歴史の中で、お盆は日本人の暮らしに深く根付いた年中行事となったのです。
お盆は仏教だけの行事?
「お盆は仏教の行事」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
仏教の『盂蘭盆会』と、日本古来の祖先信仰が融合して現在のお盆になったと言われています。
古くから日本では、ご先祖様は子孫を見守ってくれる存在と考えられてきました。
そのため、お盆には家族が集まり、ご先祖様へ感謝を伝え、家族の健康や幸せを祈る大切な時間となっています。
宗教行事というだけではなく、日本人の「感謝の心」や「家族を大切にする文化」が受け継がれている行事とも言えるでしょう。
精霊馬と精霊牛にはどんな意味があるの?
お盆になると、きゅうりやなすに割り箸や爪楊枝で足を付けた飾りを見かけます。

これが「精霊馬(しょうりょううま)」と「精霊牛(しょうりょううし)」です。
きゅうりの馬には、「少しでも早く家族のもとへ帰ってきてほしい」という願いが込められています。
一方、なすの牛には、「たくさんのお供え物や思い出を持ちながら、ゆっくりとあの世へ帰ってください」という意味があります。
素朴な飾りですが、ご先祖様への思いやりが詰まった、日本ならではの美しい風習です。
盆踊りはなぜ踊るの?
夏祭りのイメージが強い盆踊りですが、その始まりはご先祖様を供養するための踊りでした。
平安時代から鎌倉時代にかけて広まった「念仏踊り」が起源とされ、ご先祖様を慰め、感謝を伝える意味が込められています。
時代とともに地域のお祭りとして親しまれるようになりましたが、「亡き人を想い、家族や地域の人々が集う」という本来の意味は今も受け継がれています。
浄土真宗では「ご先祖様は帰ってくる」とは考えない?
お盆になると、「ご先祖様が家に帰ってくる」という話を耳にしますが、実は宗派によって考え方は異なります。
浄土真宗では、亡くなった方は阿弥陀如来の導きによってすぐに極楽浄土へ往生し、仏様になると考えられています。
そのため、「お盆に霊が帰ってくる」という考え方はありません。
しかし、お盆を大切にする気持ちは他の宗派と変わりません。
亡くなった方を偲び、命の尊さや家族とのつながりに感謝する大切な機会として、お盆を迎えています。
宗派によって考え方は異なりますが、ご先祖様への感謝の気持ちは共通しているのです。
お盆に飾る「ほおずき」にはどんな意味があるの?
お盆飾りで目を引く鮮やかなオレンジ色の「ほおずき」。
実は、このほおずきにも大切な意味があります。
漢字では「鬼灯」と書き、そのふっくらとした形が提灯に似ていることから、ご先祖様が迷わず家へ帰って来られるように灯りの役目をすると言われています。
また、中が空洞になっていることから、「その中にご先祖様の魂が宿る」と考える地域もあります。
優しく灯る提灯のようなほおずきは、ご先祖様をお迎えするための目印であり、日本人の温かいおもてなしの心を表しているのです。
お盆休みはいつから始まったの?
今では当たり前になっている「お盆休み」ですが、その歴史は江戸時代までさかのぼります。
当時、多くの若者は丁稚奉公として働き、現在のような休日制度はありませんでした。
しかし、お正月とお盆だけは特別な休みが与えられ、故郷へ帰って家族やご先祖様と過ごすことができました。
この風習が受け継がれ、現在のお盆休みへとつながっています。
現代でも帰省ラッシュが話題になりますが、それだけ多くの人が家族や故郷を大切に思っている証なのかもしれません。
お盆に海や川へ行ってはいけないと言われる理由
「お盆に海や川へ行ってはいけない」と聞いたことはありませんか?
昔から、水辺は「あの世」と「この世」をつなぐ場所と考えられてきました。
そのため、お盆の時期はご先祖様だけでなく、さまざまな霊が行き来すると考えられ、「霊に足を引っ張られる」という言い伝えが生まれたのです。
もちろん科学的な根拠はありませんが、お盆の頃は台風や集中豪雨の影響で川が増水したり、海の波が高くなったりすることも少なくありません。
昔の人は、こうした自然災害から子どもたちを守るために、このような言い伝えを残したとも言われています。
今でも、お盆の時期は天候や海・川の状況を確認し、安全に楽しむことが大切ですね。
お盆に引っ越しを避ける理由とは?
「お盆に引っ越しをしてはいけない」という話も昔から伝えられています。
これは、ご先祖様が帰ってきても家がなくなってしまい、迷ってしまうという言い伝えが由来です。
また、お盆は家族や親族が集まり、ご先祖様を供養する大切な期間です。
そのため、新生活を始めるよりも、ご先祖様への感謝を優先するという意味も込められています。
現在では必ずしも気にする必要はありませんが、日本の伝統や風習を知ることで、お盆という行事への理解も深まります。
お盆のお供えには何を選ぶ?
お盆のお供えには、ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、日持ちがし、皆さんで分けやすい品物が選ばれることが多くあります。
人気のお供えには次のようなものがあります。
・焼き菓子やゼリー、羊羹などの個包装のお菓子
・桃やぶどう、スイカ、メロンなど旬の果物
・お線香やローソクの進物セット
夏は暑さが厳しいため、見た目にも涼やかで、みずみずしい果物は特に喜ばれます。
また、ご家族や親族が集まる機会だからこそ、皆さんで楽しめる品を選ぶのもおすすめです。
お盆のお供えや夏の贈り物に、静岡の旬の味覚を
セレクトフードでは、お盆のお供えや帰省の手土産、夏の贈り物にぴったりな静岡の逸品をご用意しております。
三ケ日みかんジュース
静岡県三ヶ日産のみかんを贅沢に使用したストレートジュースは、濃厚でありながら爽やかな甘みが魅力です。

果汁本来の美味しさをそのまま味わえるため、小さなお子様からご年配の方まで幅広くお楽しみいただけます。
暑い夏には、よく冷やしてお召し上がりいただくのがおすすめです。
アローマメロン
静岡県が誇る高級ブランド「アローマメロン」は、芳醇な香りと、とろけるような果肉、上品な甘さが魅力です。
見た目にも美しく、お供え物としてはもちろん、大切な方への夏の贈り物にもふさわしい逸品です。

家族や親戚が集まるお盆だからこそ、旬の美味しさを囲みながら、笑顔あふれるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
お盆は、ご先祖様への感謝とともに、家族の絆をあらためて感じる大切な時間です。
今年のお盆は、静岡ならではの旬の味覚を囲みながら、心温まるひとときをお過ごしください。
