白い筋、取ってない?みかんの「アルベド」に隠された栄養と健康効果
白い繊維、取っていませんか?
実は“捨てたらもったいない”みかんの栄養の話
12月も後半に入り、今年も残すところあとわずか。
朝晩の冷え込みも厳しくなり、こたつに入りながら食べる「みかん」が恋しい季節になりましたね🍊
さて、みかんの皮をむいたときに出てくる、
あの白い筋のような部分。
「口当たりがよくない」「見た目が気になる」と、つい取り除いていませんか?
実はそれ、とても栄養価の高い部分なんです。
■ 白い繊維の正体は「アルベド」
みかんの皮の内側にある白い繊維状の部分は、
**「アルベド(Albedo)」**と呼ばれています。
アルベドには、
- 食物繊維(ペクチン)
- ビタミンP(ヘスペリジン)
- ビタミンC
- βカロテン
といった、健康や美容にうれしい栄養素がたっぷり含まれています。
さらに、果肉を包む薄皮(じょうのう膜)ごと食べることで、
より多くの食物繊維を摂ることができるのも、温州みかんの魅力です。
■ アルベドに期待できる主な効果
◎ ヘスペリジン(ビタミンP)
毛細血管を強くし、血流改善をサポート。
動脈硬化や高血圧、コレステロール値の改善が期待されます。
◎ 食物繊維(ペクチン)
腸内環境を整え、便秘改善や善玉菌の増殖をサポート。
余分なコレステロールの吸収を抑える働きも。
◎ ビタミンC
抗酸化作用で免疫力アップ。
風邪予防や美肌づくりに欠かせない栄養素です。
◎ βカロテン
体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
■ アルベドが気になる方への食べ方アイデア
「どうしても口当たりが苦手…」という方は、
- 細かく刻んでドレッシングに混ぜる
- 乾燥させてパウダー状にし、ヨーグルトや料理にプラス
- 果肉と一緒にミキサーでスムージーに
などがおすすめです。
実はアルベドには、
果汁の酸味を和らげ、みかんの味をまろやかにする役割もあるんですよ。
■ 旬のみかんは「丸ごと」味わうのがおすすめ

セレクトフードでは、
その時期にいちばん美味しい旬のみかんを厳選してお届けしています。
自然の恵みをたっぷり受けて育ったみかんは、
果肉はもちろん、アルベドまで含めてこそ本来の美味しさ。
この冬はぜひ、
みかんを“丸ごと味わう”食べ方を意識してみてくださいね🍊
