希少品種「片山みかん」──濃厚な甘さと薄皮で食べやすい、三ケ日の冬の逸品
今年は秋が短く、気がつけば冬の入口。冬の味覚と言えばやっぱり「みかん」ですよね。静岡県は全国有数のみかん産地で、三ケ日をはじめ浜名湖周辺では日照に恵まれ、糖度の高い良質なみかんが育ちます。今回はその中でも希少な「片山みかん」をご紹介します。
片山みかんとは?
片山みかんは、徳島県で偶然発見された品種をルーツに持つ「中生(なかて)」の温州みかんです。しずおか食セレクションにも認定されるブランドで、濃厚な甘みとまろやかなコクが特徴。果皮が柔らかく、内袋(じょうのう)も薄いため薄皮ごと食べられる点が魅力です。貯蔵により追熟が進むことでさらに風味が増し、12月中旬〜1月中旬が最も美味しい旬のピークとなります。

なぜ希少なのか?
日本全国の温州みかん栽培面積に占める片山みかんの割合はごくわずか(約0.4%/約70ha)で、生産量が限られているため入手が難しい希少品種です。小玉の果実ほど旨味が凝縮され、糖度が高くなる傾向もあるため、味にこだわる方に好まれます。
味の特徴と食べ方
片山みかんの味わいは、しっかりとした甘味に程よい酸味が寄り添うバランス型。口当たりはまろやかで、果汁もしっかり。皮が薄く手で簡単にむけるので、お子さまやお年寄りにも食べやすく、贈り物にも最適です。薄皮ごと食べられるので、皮をむく手間が少ない点も嬉しいポイント。
生産者と栽培の歴史
浜松の日下(くさか)農園は、青島みかんで農林大臣賞(貯蔵品種部門)を受賞した実績があり、片山みかんの栽培も代々受け継がれてきました。初代がこの地で栽培を始めて以来、2代、3代へと技術と味を伝承。丁寧な木管理と収穫後の貯蔵で、最良の状態でお届けしています。
ギフトにもおすすめのラインナップ
日下農園の片山みかんは、3kg・5kg・10kg と規格が選べ、S〜Lまでのサイズ指定が可能。ご家庭用はもちろん、贈り物や季節の手土産としても重宝します。数に限りがあるため、見つけたらお早めにどうぞ。

日下農園の片山みかん S〜Lサイズ選択(3kg / 5kg / 10kg)
https://www.selectfood.co.jp/c/mikan/katayama/miku30s
