なぜ「紅葉狩り」と言うの？語源と楽しみ方 — 旬のみかん狩りもおすすめ【三ケ日みかん】
木々の葉が色づき、空気に秋の深まりを感じる季節になりました。
紅葉の美しさを楽しむ「紅葉狩り」は、日本ならではの秋の風物詩。
海外にも紅葉を楽しむ文化はありますが、「紅葉狩り」という言い方で山野に出かけて観賞する習慣は、日本独特の趣があります。
では、なぜ「紅葉狩り」というのでしょうか？ なぜ桜は「花見」で、紅葉は「狩り」なのでしょうか。
「狩り」の幅広い意味――観賞や採集を含む言葉
一般に「狩り」は野生の動物を捕る「狩猟」を連想しますが、古くから日本語では魚介類や植物を採る行為、さらには山野に出かけて自然の彩りを楽しむことにも「〜狩り」という言葉が使われてきました。たとえば：
- 潮干狩り（貝を採る）
- きのこ狩り（山でキノコを探す）
- ほたる狩り（蛍を見に行く）
- みかん狩り（みかん園で果実を収穫して楽しむ）
こうした用法から、紅葉を「狩る」＝山野に出かけてその美しさを探し求め、観賞する行為を「紅葉狩り」と呼ぶようになったのです。
桜は「花見」として、みんなで座して花を楽しむ文化が定着したのに対して、紅葉は「野山を歩いて見つける」面白さが強調され、やや能動的な「狩り」という表現が残ったとも考えられます。
紅葉狩りの楽しみ方（初心者向け）
- 色づきの見ごろを確認
地域や標高によって見ごろは変わります。直前に天気と色づき情報をチェックしましょう。 - 歩きやすい服装で
山道や遊歩道を歩くことが多いので、滑りにくい靴や防寒の重ね着が安心です。 - 写真は早朝や夕方の光が美しい
斜光（光が斜めに当たる時間帯）は葉の色を深く見せます。 - ゴミは持ち帰り、自然を大切に
紅葉の名所ほどマナーは大事。地元のルールに従いましょう。
今の季節のもう一つの楽しみ — みかん狩り・三ケ日みかん
さて、紅葉狩りのついでに楽しめるのが「みかん狩り」。とくに今は極早生〜早生のみかんが出回る季節で、さわやかな甘酸っぱさが魅力です。
当店おすすめは、浜松・三ケ日地区の 三ケ日みかん（早生）。
特徴は：
- 甘みと酸味のバランスが良く、ジューシーで食べやすい
- ビタミンCが豊富で風邪予防や疲労回復にも◎
- 箱詰めすれば贈り物にも喜ばれる季節の定番ギフト
こたつで紅葉写真を見ながらみかんをつまむ――そんな秋の日常は、小さな幸せに満ちています。
お出かけついでにみかん狩りに立ち寄るもよし、旬の三ケ日みかんを自宅に取り寄せてゆっくり味わうのもおすすめです。
まとめとご案内
紅葉狩りは「自然を探し、見つけ、楽しむ」日本ならではの文化。散策で秋の色に癒されたら、旬の三ケ日みかんでビタミン補給して、体も心もほっと一息つきましょう。