「親父」と「お父さん」の違いって?父の日に贈る感謝のカタチ

ソファーに座るおじいちゃんとお父さんと男の子

🎩「親父」と「お父さん」の違い、知ってますか?──呼び名に込められた思いと、父の日に贈りたい感謝の気持ち


「お父さん」「親父」「パパ」「ダディ」──
あなたは、父親のことをどんなふうに呼んでいますか?

普段はなんとなく使っている言葉にも、それぞれ意味や背景があります。

🧔「親父」と「お父さん」の違いって?

「親父」は、実の父親を親しみを込めて呼ぶ言葉。ややくだけた印象で、特に男性が使うことが多いですね。
一方「お父さん」は、敬意を持った呼び名で、家庭内でもフォーマルな印象を与える言い回しです。

さらに「パパ」や「ダディ」は、幼い子どもが使う言葉として定番。近年では、少しカジュアルで優しい響きが好まれて、家族内で大人になっても使う方も増えているようです。

🧓「親父」の幅広い使われ方

「親父」という言葉は、実は父親以外にもいろいろな場面で使われています。

  • 実の父親に対しての親しみを込めた呼び方
  • 居酒屋の「親父さん」、職人の「親方」など、店主や上司へのくだけた敬称
  • 年配男性全般を指すくだけた言い方(「道を聞いたら親父が…」など)
  • 「親父ギャグ」「頑固親父」など、愛嬌や時に軽い皮肉を込めた言い回し

語源は「おやちち(親父)」が転じたもの。漢字表記では「親爺」や「親仁」とも書かれます。
「おふくろ」が室町時代から使われていたのに対し、「親父」は江戸時代以降に広まった新しい言葉だと言われています。

最初は実の父親ではなく、親分・主(あるじ)といった存在への呼称だったようです。
たとえば慶長年間(1600年代)の記録『梅津政景日記』では「親父」が親分を意味して使われている例があります。

👔どこか懐かしく、温かい響き

「親父」という言葉には、どこか不器用だけど温かい、昭和的な男気や情の深さが感じられます。
昭和のヒーローたちが口にしていたこの言葉に、父親に対する尊敬や照れ隠しがにじんでいたように思います。


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