赤い魚に込めた祝いの心 金目鯛・真鯛・キンキの違いと姿煮の魅力

赤い魚の正体とは?
金目鯛・真鯛・きんきの違いと、
伊豆の絶品「金目鯛姿煮」の魅力
食卓でよく見かける“赤い魚”といえば、金目鯛(キンメダイ)、真鯛(マダイ)、きんき(キチジ)などが挙げられます。どれも高級魚として知られ、見た目も鮮やかな赤色が特徴ですが、実はそれぞれ全く違う魚種に属していることをご存じでしょうか?
今回は、この3種の「赤い魚」の違いをわかりやすくご紹介するとともに、セレクトフードで人気の【伊豆の金目鯛姿煮】の魅力にも触れていきます。
■ 金目鯛(キンメダイ):深海が育む黄金の目を持つ魚
金目鯛はキンメダイ目キンメダイ科に属する深海魚で、名前の通り「金色に輝く大きな目」が特徴的。深海に生息するため、暗い環境でも光をとらえる目が発達しているのです。
- 主な漁獲地は駿河湾〜相模湾。特に静岡県下田港は日本一の水揚げ量を誇ります。
- 体は鮮やかな赤色で、尾びれは深くV字に切れ込んでいます。
- 脂ののりがよく、上品な甘みととろけるような舌触りが楽しめる極上の白身魚です。
■ 真鯛(マダイ):祝い事の定番、“鯛”の代表格
真鯛はスズキ目タイ科マダイ属に分類される、日本人にとって最もなじみのある鯛の仲間です。古来より祝い事やお正月などの「ハレの日」に使われてきた魚でもあります。
- 北海道南部以南の広い海域に生息。
- 体は美しいピンク色で、腹部から顎にかけては銀白色。
- 弾力のある白身は淡白ながらうま味がしっかりとあり、刺身や塩焼きにぴったり。
■ きんき(キチジ):北海道のごちそう、濃厚な脂と深い味わい
きんきはカサゴ目フサカサゴ科に分類される深海魚で、正式名称は「キチジ」。関東以南ではあまり馴染みがないかもしれませんが、北海道や東北では高級魚として人気があります。
- 淡い朱色の体と、ギザギザしたヒレが特徴。
- 金目鯛よりもさらに脂が豊富で濃厚な味わいが魅力。
- 焼き物や煮付けにしても、しっかりとしたコクが感じられます。
■ 金目鯛=鯛じゃない?でも“伊豆の金目鯛”は別格!
実は「金目鯛」と名がついていますが、分類上は“鯛”ではありません。とはいえ、その美味しさは真鯛に劣らず、脂の乗りや身の柔らかさは、煮魚にすると抜群の相性。
特に、伊豆地方の金目鯛は深海の豊富な栄養で育ち、身が厚く、皮まで柔らか。脂のノリもよく、味に奥行きがあるのが特徴です。
■ おうちで手軽に“プロの味”|
セレクトフードの【伊豆の金目鯛姿煮】
セレクトフードでは、**下田港で水揚げされた新鮮な金目鯛を使った「金目鯛姿煮」**を取り扱っています。
- 特製の煮汁で丁寧に炊き上げた一尾まるごとの姿煮。
- レンジや湯せんで温めるだけで、専門店の味が食卓に。
- お祝いごとや、ちょっと贅沢したい日の食事にぴったり!
赤い魚の中でも「金目鯛」は、見た目の華やかさと味の良さを兼ね備えた一品。ご自宅で本格的な味わいを楽しめる、まさに“ごちそう”です。

🌊海の恵みを、食卓へ。
今夜は「赤い魚」の世界を味わってみませんか?