冬至に試したい「みかん湯」──保温と美肌、リラックス効果で無病息災を願う。三ヶ日みかん・浜名湖みかんでつくる冬の習慣
冬至（とうじ）の意味と習慣 — 今年は2025年12月22日です
冬至（とうじ）の「至」は「いたる」という意味で、1年で昼が最も短く夜が最も長くなる日を指します。太陽の力が最も弱まるこの日を境に、少しずつ日差しが戻り始めるため「運気が上向く」と考えられてきました。
なお、立冬が“冬の始まり”を示すのに対して、冬至は“冬の真ん中”にあたるため、寒さが本格化するタイミングです。（※今年の冬至は 2025年12月22日）
古来よりこの日には無病息災を願う風習があり、代表的な習慣は次のふたつです。
- かぼちゃ（なんきん）を食べる — 栄養価が高く、風邪予防や寒さ対策に。
- ゆず湯に入る — 香りでリラックス、身体を温める習慣。
ゆずが手に入らないときは、みかんで代用する「みかん湯」も昔から親しまれてきました。今回は「みかん湯」の効用と作り方、そしてセレクトフードで取り扱う三ヶ日みかん・浜名湖みかんで作るおすすめの楽しみ方を詳しくご案内します。
みかん湯とは？─ 成分と期待できる効果
みかんの皮（陳皮）を乾燥させて入浴に使うのが「みかん湯」です。みかんの皮には、主に以下の成分が含まれています。
- リモネン（精油成分）：柑橘の爽やかな香り成分。血行促進やリラックス効果が期待されます。
- クエン酸・ビタミンC類：皮にも微量が残るため、肌の調子を整える手助けに。
- その他、柑橘精油に特有の芳香成分がストレス緩和に寄与します。
みかん湯の主な効能
- 保温・血行促進：リモネンなどの精油成分が毛細血管を広げ、芯から温めます。湯冷めしにくくなる効果も期待。
- 美肌効果：ビタミンやクエン酸が肌のターンオーバーを助け、すべすべ肌へ。
- リラックス（アロマ効果）：柑橘の香りで精神が落ち着き、寝つきがよくなります。
- 消臭・洗浄効果：クエン酸やリモネンが皮脂のにおいの抑制や浴槽の軽い汚れ落としに役立ちます。
注意点：肌が敏感な方は刺激を感じることがあります。肌荒れがひどい場合やアレルギーの既往がある場合は使用を避けるか、短時間で様子を見ながら行ってください。皮脂が多く残る可能性があるため、浴槽に付着するのが気になる場合はお茶パックなどに入れて使用するのがおすすめです。
乾燥させたみかんの皮で作る「みかん湯」：簡単レシピ（安全で香り高く作る手順）
準備するもの
- みかんの皮（乾燥させたもの）…適量（大きめのものなら2〜3個分の皮）
- お茶パック、ガーゼ、目の細かいネットバッグ（浴槽に入れる用）
- （オプション）乾燥させたまま使用するか、湯通しして使う
作り方（乾燥させた皮を使う場合）
- 皮を洗う：農薬が心配な場合は、塩水または酢水で軽く洗い流してから拭き取ります。
- 刻む・乾燥：皮を千切りにしてザルに広げ、風通しの良い場所で1週間ほど天日干しにしてパリパリにします。電子レンジでの時短（500Wで約2分→裏返して1〜1.5分）も可能ですが、焦げに注意してください。
- パックに入れる：乾燥した皮をお茶パックやガーゼ袋に入れ口を閉じます。
- 入浴：湯を張る前、または湯を張ってすぐにパックを入れて成分を抽出します。入浴時間は通常通りでOK。皮は後片付けが簡単です。
生の皮を使う場合のポイント
- 生の皮は風味が強く出ますが、表面のワックスや農薬が気になる場合は必ず塩水や重曹水でしっかり洗ってください。
- 生のまま使うと浴槽に油分が付着することがあるので、使用後は浴槽を軽く洗い流すとよいです。
みかん湯をさらに楽しむ：三ヶ日みかん・浜名湖みかんで作る理由
セレクトフードで販売している三ヶ日みかんや浜名湖みかんは、風味・香りが豊かで皮に芳香成分がしっかり残っている品種がそろっています。特に下記がおすすめポイントです。
- 皮の香りが濃い：入浴時にしっかり香るため、アロマ効果が高まります。
- 安心して使える栽培方法：自然農法や低農薬で栽培されたものがあり、皮を湯に使うことへの不安が少ない。※商品ページで栽培方法をご確認ください。
- 旬の鮮度：新鮮な皮は香り成分が豊富で、乾燥後も香りが長持ちします。
みかん湯に適したみかんは「皮に厚みがあり、白いワタが少なめで香りが強いもの」。三ヶ日みかんや浜名湖みかんは、まさにその条件に合う産地の一つです。
実践例：冬至の習慣としての楽しみ方（朝晩の使い分け）
- 冬至の夜：かぼちゃを食べた後、みかん湯でゆっくり温まり就寝。
- 翌朝の目覚め：柑橘の余韻で清々しい目覚め。血行促進の効果で冷えが緩和されていることを実感しやすいです。
ご家族で使うときは、子どもや高齢者の肌状態を確認しながら短時間から試すと安心です。
セレクトフードで買える「三ヶ日みかん・浜名湖みかん」──おすすめラインナップと購入のコツ
当店（セレクトフード）では、栽培方法やサイズ別で選べる三ヶ日みかん・浜名湖みかんを取り扱っています。みかん湯用に皮を使いたい方は、無農薬・低農薬・有機栽培など栽培情報の明記された商品を選ぶと安心です。
おすすめの購入ポイント
- 栽培方法をチェック：皮を入浴に使うなら「農薬不使用」や「低農薬・有機肥料栽培」がおすすめ。
- 鮮度の良いものを選ぶ：収穫直後のものほど香り成分が豊富。販売ページの「出荷時期」を確認してください。
- 大きさ別で選ぶ：皮を多めに取りたいなら大粒サイズを。お試しなら小箱セットからスタートしても良いでしょう。
▼三ヶ日みかん／浜名湖みかんの購入はこちら（販売ページにリンクを挿入してください）
まとめ — 冬至に「みかん湯」でほっこり、健やかに
冬至（2025年12月22日）は、昔から無病息災を願う日。かぼちゃとゆず湯と並んで、みかん湯は日本の季節療法としておすすめの一つです。リモネンなどの成分による血行促進、保温、リラックス効果は、冷えやストレスが気になる冬にぴったり。
安心して使える三ヶ日みかん・浜名湖みかんで、今年の冬至は「みかん湯」を取り入れてみませんか？香り豊かで、身体も心も温まる時間をどうぞ。