「大雪(たいせつ)」と「大雪(おおゆき)」 — 冬の到来を知らせる二つの“大雪”

大雪(たいせつ)の大雪

木枯らしが街の落ち葉を吹き散らし、北風がひときわ冷たく感じられる季節になりました。
いよいよ冬本番——そんな折、「大雪(たいせつ)」という言葉を目にすることが増えますが、実はこの言葉には二つの意味があるのをご存じですか?

1)二十四節気の「大雪(たいせつ)」

暦の世界でいう**大雪(たいせつ)**は、毎年 12月7日ごろ に始まり、約15日間(おおむね12月22日ごろまで)続く季節の区切りです。小雪(しょうせつ)が終わると大雪(たいせつ)に入り、山に雪が積もり、平地でも本格的に雪が降り始める時期とされます。暦が示す季節の変化は、暮らしや農作業の目安として古くから重宝されてきました。

さらに二十四節気を細かく分けた七十二候では、大雪の期間は次の三つに分かれ、自然の移り変わりを表します。

  • 初候(しょこう) 閉塞成冬(へいそくせいとう):空が寒々しくなり、本格的な冬へ。
  • 次候(じこう) 熊蟄穴(ゆうちつあな):熊が穴にこもって冬眠に入る。
  • 末候(まっこう) 鱖魚群(けつぎょむらがる):鮭が群れをなして川を遡上する。

七十二候は「気象や動植物の変化を5日ごとに細かく表す暦の知恵」です。こうした名前を知ると、冬の到来をより繊細に感じられますね。

2)気象用語としての「大雪(おおゆき)」

一方で 大雪(おおゆき) は、気象現象の名称として使われます。
降雪量が非常に多く、交通やライフラインに影響が出る、あるいは災害の恐れがある場合に気象庁が発表する警報・注意報の対象になる言葉です。つまり暦で示す季節の「大雪(たいせつ)」と、実際の大雪災害を表す「大雪(おおゆき)」は読み方も意味も異なるのです。


寒い夜には、温かいごちそうを — 伊豆の金目鯛しゃぶしゃぶがおすすめ


どちらにしても、この時期はぐっと寒さが増し、温かい鍋料理がおいしい季節ですね。
特におすすめしたいのが 伊豆の金目鯛(きんめだい)のしゃぶしゃぶ
お祝い魚としても親しまれる金目鯛は、出汁にくぐらせるとふっくらとした身がほろりとほぐれ、上品な脂の甘みが口に広がります。

当店(セレクトフード)で扱う伊豆・特選金目鯛のしゃぶしゃぶは、海産物の目利きが厳選した鮮度の良い金目鯛を使用。
お刺身で食べられるほどの鮮度を保ちつつ、職人が一尾ずつ丁寧に下ごしらえしています。
家族の集まりや寒い夜のおもてなし、年末年始の祝いの席にもおすすめです。

金目鯛しゃぶしゃぶの楽しみ方(簡単)

  1. 昆布で軽めの出汁を取り、沸騰させないように温めます。
  2. 金目鯛の薄切りを箸でくぐらせ、色が変わったらポン酢や薬味で。
  3. 〆はご飯を入れてお茶漬け風にするのも絶品です。

※配送やお届けの詳細は商品ページでご確認ください。


まとめ

暦の大雪(たいせつ)と気象の大雪(おおゆき)は意味が異なりますが、どちらも「冬の訪れ」を教えてくれます。寒さが本格化するこれからの季節は、温かい鍋やしゃぶしゃぶで体を温め、豊かな食卓を囲んでほっこりとお過ごしください。特別な一皿として、伊豆の金目鯛しゃぶしゃぶをぜひご検討くださいね。