ボジョレーヌーヴォー2025解禁は11/20!新酒の魅力と浜名湖うなぎの意外なペアリング
今日、11月20日(2025年)はいよいよ**ボジョレーヌーヴォー(Beaujolais Nouveau)の解禁日です。毎年11月の第3木曜日に世界同時に解禁されるこの新酒は、その年に収穫されたブドウでつくられる「今年の顔」。今日はその特徴と、意外に相性の良いうなぎ(特に浜名湖うなぎ)**とのペアリングについてお話しします。
ボジョレーヌーヴォーとは?─ 新酒ならではの“フレッシュさ”
ボジョレーヌーヴォーはフランス・ブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区で作られる新酒ワインです。通常のワインより熟成期間が非常に短く、**「収穫→醸造→即出荷」**に近いスピード感が特徴。だからこそ…
- イチゴやラズベリー、クランベリーのような赤いベリー系のフレッシュな香り
- 口当たりは軽めでフルーティーかつ飲みやすい
- 熟成ワインほど長持ちしない(保存は比較的短期間がベスト)
といった味わいになります。今年の出来栄えは、各生産者ごとに個性が出ますので、食卓で飲み比べるのも楽しいですね。
ブームと現在 ― 解禁日の文化的背景
1980年代のバブル期には、解禁日が大イベント化して大ブームになりました。現在はブームが落ち着き、ワイン好きや食シーンを楽しむ人たちの間で気軽に楽しめる季節の話題として定着しています。気負わず、友人や家族と“今年の味”を楽しんでみてください。
意外!うなぎとボジョレーヌーヴォーの相性
ここからは食の楽しみ方の話。甘辛いタレで香ばしく焼いたうなぎ蒲焼きとワインの組み合わせ、実はとても相性が良いのをご存知ですか?
合うポイントは3つ
- 甘辛いタレ:醤油ベースの甘辛タレは、ごはんにもワインにも合いやすい味わい。赤ワインの果実味がタレの甘さをやさしく受け止めます。
- スパイス(山椒など):山椒のピリッとしたアクセントは、酸味と調和するワインを呼びます。赤ワインの軽やかな酸があれば重くならずに楽しめます。
- 香ばしさと脂:うなぎの香ばしい焼き目と上品な脂は、果実味のある赤ワインとよく馴染みます。特にタンニンが強すぎないライト〜ミディアムボディの赤がベター。
ボジョレーヌーヴォーが特に合う理由
ボジョレーヌーヴォーは果実味が豊かでタンニンが穏やかなタイプが多く、うなぎの甘辛タレや脂とぶつからずにバランスよく調和します。気軽に楽しめる新酒は、うなぎと合わせる「ハレの日の食卓」にぴったりです。
浜名湖うなぎとのペアリングを試してみよう
浜名湖うなぎは、湖の環境で育まれた身質の良さが魅力。ふっくらとした身と上品な脂、炭火で焼いた香ばしさが特徴です。ボジョレーヌーヴォーのフルーティーさと合わせれば、口の中で果実感と旨味が弾けるような、満足感の高いマリアージュが生まれます。

簡単な楽しみ方の例:
- ぬるめ(15〜18℃)に冷やしたボジョレーヌーヴォーを用意。
- うなぎは温かいうちに用意して、炊きたてごはんとともに。
- 山椒は少量でアクセントに。ワインの香りを邪魔しないよう、控えめに使うと好相性です。
セレクトフードでは、調理済みで温めるだけの浜名湖うなぎセットもご用意しています。解禁日の晩に合わせて気軽に本場の味を楽しめますので、ぜひチェックしてみてください。
