知ってた?クラウンメロンだけじゃない“静岡のもうひとつの王様”アローマメロン

世界に誇る静岡のマスクメロン。
アローマメロンの魅力とは?

みなさん、「マスクメロン」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?

美しい網目、上品な甘さ、芳醇な香り──
そして、大切な人への贈り物としても選ばれる、ちょっと特別な果物という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は、マスクメロンは見た目だけでなく、その味や育て方、そして歴史においてもとても奥深い存在なんです。
今回は、セレクトフードが自信をもってお届けしている「アローマメロン」の魅力について、じっくりご紹介します!


マスクメロンとは?

マスクメロンとは、丸い果実の表面に美しい網目模様が入り、果肉は淡い黄緑色。とろけるような果汁と高い糖度、そして芳醇な香りが特徴です。

この“網目模様”は、実は果肉の成長に皮が追いつけず、ひび割れた部分を修復しようとして、果皮からコルク質がにじみ出てできたもの。
つまり、きれいな網目は、しっかりと果肉が育った証なんです。

「マスク」という名前は、麝香(じゃこう)のような香り=“musk”から来ていて、イギリスの上流階級の人々に愛された香り高い品種だったことが由来です。

このマスクメロンの元となった品種「アールス・フェボリット」は、1895年、イギリスの貴族ラドナー伯爵の農園で育てられたもので、名前の意味は「伯爵(アール)のお気に入り(フェボリット)」という意味。

そして1925年、大正14年に日本に導入され、現在では世界中でこの品種を育てているのは日本だけ。中でもその大半が、静岡県で栽培されているんです。


静岡が誇るメロンの王様「マスクメロン」

静岡県がマスクメロンの名産地である理由は、気候と技術にあります。

  • 日照時間が長く、温暖な気候
  • スリークォータ型と呼ばれる専用のガラス温室
  • 一茎一果(1本の苗から1個だけ実らせる贅沢な育て方)
  • 網目の美しさを保つための手間ひまetc.

こうした徹底した管理のもと、静岡県で生まれたマスクメロンは、形・糖度・ネットの状態など厳格な基準で選別され、「富士」「山」「白」「雪」の4つの等級にランク分けされます。

ちなみに、最高等級の「富士」は流通量が非常に少ないため、実際には「山」等級が最高級として扱われているのが一般的です。

静岡マスクメロン(アローマメロン)

クラウンメロンとアローマメロンの違いって?

静岡マスクメロンといえば、「クラウンメロン」と「アローマメロン」が有名ですが、その違いをご存知ですか?

実は栽培方法や品質に大きな違いはありません。
その名前の違いは、所属する農協支所によるブランドの違いなんです。

  • クラウンメロン:袋井支所に所属する農家が生産。王冠マークが目印。
  • アローマメロン:静南支所、磐田支所、浜松支所に所属する農家が生産。AROMA(香り)という名が付けられています。

つまり、アローマメロンもクラウンメロンと同様に、最高峰の環境と技術で育てられたマスクメロンなのです。


セレクトフードのアローマメロン

セレクトフードでは、約3か月間、手間ひまかけて育てられたアローマメロンのランク「山」を産地直送でお届けしています。

香り、甘み、なめらかな口当たり──
口に入れた瞬間、ジューシーな果汁があふれ出し、上品で豊かな香りが広がります。

贈り物としても、自分へのご褒美としてもきっと満足いただける逸品です。

安心・安全にこだわった低農薬栽培、そして静岡の太陽と匠の技が詰まった極上の味わい。
ぜひ、旬のアローマメロンで、ひと味ちがう贅沢なひとときをお楽しみください。

静岡 マスクメロン(アローマメロン)はこちら